社団法人 伊丹青年会議所

謹 賀 新 年

  • 2012-12-27 (木) 13:04

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。旧年中ひとかたならぬお世話になり、誠にありがとうございました。当会も皆様のお陰をもちまして、無事に新春を迎えることができました。本年(社)伊丹青年会議所は創立から50年目を迎えることとなります。これもひとえに、地域の皆様方のご理解ご支援と、自らの価値ある青年期をJC運動に費やしていただいた多くの先輩諸氏が築いてこられたおかげであり、心より感謝申し上げます。

「新日本の建設は青年の使命である」と声高に叫ばれて六十数年が立ちます。今もなおこの青年会議所運動が続いているのは、未だに達成できていないのか。一度は経済大国になり、豊かさを得られたはずです。しかしながら、豊かさ故の社会問題や世界的な金融・経済危機に伴う地域経済の悪化、未曾有の被害をもたらしました東日本大震災。原発問題、エネルギー問題、少子高齢化問題と様々な課題を抱えています。総合的に見ても日本の国力は低迷しているのです。国力は地域の活力であります。ですから私たち青年会議所が地域を盛り上げて漲る活力を創造しなければなりません。それには地域が一体となり、市民、行政、企業、各種団体と力を合わせて「共創」していかなければなりません。

日本国は様々な問題を抱える中、昨年は衆議院総選挙により、政党が変わるという大きな時代の転換期を迎えました。混沌とした時代を生きるからこそ、この時代を担う青年経済人として、これからの将来に向けての歩みを考えていくにあたり、これまでの生き方を振り返りつつ、各々が強靭な思想と哲学を身にまとい、新たな自分と出会うことが必要だと思います。

我々は決して自分の思い通りに動くのではなく、常に状況に合わせなければならない。自分の方針に合わせて状況を変えるのではなく、予測される未来の状況に合わせて自分の方針をあふれる勇気を持って変換していきます。2013年度は式典・祝賀会、50周年記念事業を通して、地域から必要とされるよう青年としての気概と覚悟を持って全メンバー邁進していく所存であります。

最後になりましたが、本年も皆様より伊丹青年会議所運動に対しましてご理解、ご支援を賜るだけでなく、厳しいご指導、ご鞭撻もあわせて賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご多幸、ご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

社団法人伊丹青年会議所
第50代理事長 玉水浩二