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2007年度 理事長所信"兆" Frontier of symptom!
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| ≪はじめに≫ 長期に渡り景気の低迷が叫ばれ、社会を取り巻く環境は大きな転換期を迎えています。少しずつではありますが未来に見える行灯は明るさを増し、新しい社会が見え始めました。 しかし、権利ばかりが先行し、本来自らが進んで行うべき義務が軽視され、自利利己の為だけの損得勘定が横行しているのではないかと将来への不安を感じずにはいれない昨今であります。このような時代に我々JCは、何のため、誰のために存在し、何を継承していかなくてはならないのでしょうか。これらの答えを見つけるために、我々JCは様々な"兆"を探求する必要があります。その"兆"には次の4つの"兆"があると考えます。「眺める」目を見開いて全体を見渡しながら、着目すること、「挑む」何事も恐れずに驕らずに チャレンジ精神を持つこと、「跳ぶ」自らの足を使い前進し飛躍すること、「桃」時間をかけてでも木に甘く大きな果実をつけること。これらの"兆"はJC活動の本来の姿ではないでしょうか。JC宣言の中の一節には、「個人の自立性と社会の公共性が生き生きと協和する確かな時代を築くために率先して行動する」とあります。明るい豊かな社会の礎として、我々が様々な"兆"の先駆者となって夢と希望に満ちた次代の為に、人としての「心や魂」を大切にしつつJC活動に邁進することが不可欠であると確信しています。 ≪まちの"兆"への開拓者≫ "兆"という言葉は何に対しても意味と意義をもっています。"兆"の意義は、夢ある未来を創造しながら汗を流し、体を使って動いてこそ手にすることが出来ます。少子高齢化問題、年金問題、若年無業者問題(ニート)、環境問題等、我々が目を背けてはいけない問題は身近に山積しています。特に我々JCが長年に渡って取り組んできた空港問題。大きく変革する関西に於いて、3つの空港が各々その役割を十二分に果たし、利用者本位の共生に対し地域全体で取組むことが根本的な問題解決の糸口なのではないでしょうか。 まちにはそれぞれ特色と伝統があり、尊び、重んじ、継承しなければない"心・魂・精神"があります。ユビキタス社会の世の中では、情報が錯綜し、話題と流行だけが先走りする傾向があると思われます。目新しいことに目を奪われ、流行に流されがちになりますが、我々JCは変革の能動者たらんとすることを忘れず、夢社会を創造する為に一石を投じる本質的核となる事業を展開し、様々な弊害に立ち向かう「未来を創造する勇気」を常に持ちつつ挑んでいく必要があります。まちの未来は夢社会であるべきで、その未来は創造し築き上げていくものだと確信しています。その為にも我々JCは"兆"の開拓者であり続けなければならないのです。 ≪ひとの"兆"への挑戦者≫ 「国家百年の計は教育にあり」という言葉があります。ここでいう教育とは、一般的に連想する勉学のみを指しません。『表現力、創造力、思考力、指導力、適応力、許容性、協調性』等、ひとが育まれるプロセスにおいては勉学に勝る大切な教えがあります。 子は国の至宝です。皆さんは子を本当に大切にしていますか?そして、大切に思っていますか?子ども達に夢を持たせてあげられていますか?私には、子どもの頃に近所のおじさん・おばさんに叱ってもらった記憶があります。「もったいない」、「生き物を大切に」など守らなければならない社会の秩序を誰からということなく教えられ、小さな頃から体で感じ育った記憶があります。家にあるものはお箸一つですら大切に扱ったものです。使い捨ての世の中ではお座成りになりがちな「心や魂」ですが、我々は脈々と受け継がれてきたひととしての心や大切な文化を呼び戻さなければならないのです。自分を愛しひとを愛することを学び、豊かな個性は大きな夢や希望から育み、夢や希望は豊かな心から芽生える。何よりもそれらの根本である生きる力を育てたい。 まずは、次代を担う子ども達の心を育み、未来を創造するひとづくりへ"兆"を求め、我々JCは挑戦し続けなければならないのです。 ≪地域リーダーとしての"兆"JC魂≫ 「他人と過去は変えられない」とよく言われますが、他人を変えられないのにどのようにして人の心や地域を変えていけるでしょう?まずは、自分自身から変えていこう!自分と未来は変えられる。JCメンバーは、まちを動かす地域リーダーたる自覚と誇りを忘れずに、純粋で豊かな心を持った高潔な人格、最後まで諦めずやり遂げる強い心、これらを養うべく自分自身を変革し志や忍耐力から生まれる達成感をLOMメンバー全員が共感できるように一丸となった取組みをすべきであると考えます。これらを私達JAYCEEの誇りとし、全ての行動に"兆"を探求しつつ2007年という歴史の一章を綴っていく所存です。 ≪さいごに≫ 竹は、青々と美しい。また力強く尚且つ柔らかい。節は、大きく高さを支える大切な団結力。根は大地で繋がり、一団の山を構成するネットワークである。ネットワークから新しい命が芽生え、次世代への継承者が生まれる。 我々JCは全世界を結ぶ大きな、団結力とネットワークをもって、それぞれのテーマに勇気と信念をもって、兆の挑戦者であり続けたいと思う。 そして、剣道の竹刀(五つの節)や袴(五つの襞)があるように、それぞれの節目を大切に、伊丹JCメンバーである誇りを胸に五常の徳精神を忘れず、第44代理事長を拝命させていただきます。 五常の徳とは、中国の思想家である孔子(B.C.551年〜B.C.479年)の教えである。仁・義・礼・智・信の徳目を五常という。 『五常の徳』 仁=自らを愛し、思いやりの心を持つこと 義=正しい行いを、最後までやり遂げる心 礼=礼節を重んじ、豊かな心を示すこと 智=物事の正しさ・是非の判断 信=自分・人を信じ、周りの人から信頼されること |